琉球表とは?
[1]
- 七島い草を緯として製織した畳表[2]。青表ともいう。
正確には、琉球表はピーグ表などの沖縄産の畳表[2]を指すものであり、七島い草の畳表[2]を琉球表と呼ぶのは、あくまでも俗称である。
- 琉球表という名称が使われたのがいつからかは判らないが、島津藩の書物に既に琉球表という表記があり、その当時から名称として使われていたことがうかがわれる。
この時代の物納品目にもあったことから畳表[2]は2種類存在していたらしく、1つは現在の畳表[2]と同様に丸藺草の畳表[2]、もう1つが三角藺草の畳表[2]でこれを琉球表といっていたようである。
- 主に上級身分の家や権力者などの家には、丸藺草の畳表[2]を使用し畳縁[3]付きの畳[4]を使用していたようで、その他の家屋では琉球表が使われ、縁無しに仕上げられていたようである。しかし、一般庶民の家全てに畳[4]が使われるようになるのは江戸時代の中期以降のようであり、長屋においては板の間というのは珍しくなかったようである。
Last-modified: 2007-03-25 (日) 06:06:04 (JST) (6600d) by ゲスト
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