畳のほりごめ さんの日記
2009
2月
23
(月)
20:32
和室や畳のカビ?カビ防止の生活
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社長のぼやき(^^;
本文
カビ防止の生活なんてタイトルにしましたが、実はそれはかなり難しいのも事実です。
単純に、人間とカビのどちらの生命力が上か?
人間にとって快適な環境は、カビにとっても好都合です。
ですから、そんな簡単にカビとおさらばするのは難しいです。
しかし、カビを繁殖させて、成長させてしまうのを防ぐことはある程度可能です。
前述の様に、室内の湿度を上げない工夫をする。
そして、こまめな掃除をすることです。
実は、室内の空気を動かすことは、場合によってはカビの繁殖を押さえることが可能です。カビが繁殖するためには、養分となる場所に「根付く」事が必要です。これが空気を動かすことによって妨げられることがあります。
和室でカビが多いのは、タンスの裏、テレビ台の裏、など壁やガラスなどの冷えたものの近くが多いです。
ここは、空気も動きにくく、掃除機もかけにくく、湿度の高い空気が結露しやすい場所なので、カビには好都合な場所です。
押入なども断熱はあまり考えられていないので、湿度が高くなると言うよりは結露しやすい場所の一つです。
結露は、水分として目に見えるので判りやすいのですが、もし冷えた窓の近くに吸水性のあるものが置いてあるとどうなるでしょうか?水が、空気中に留まれなくなり一時的・部分的に湿度が非常に高くなり、それをその「もの」が吸水してしまうのです。
それで、窓際・壁際の畳が湿った感じになります。
冬場に、隣の部屋で干していた洗濯物のシャツ。
もちろん、乾燥のためだけに暖房は付いていません。
出かける段になって、急にそれに袖を通すと、乾いていたと思ったシャツが何やら湿った感じがしていることはありませんか?
これが、同じ原理です。
冷えているシャツは乾燥していても、着替えるために温めて湿度が高い部屋に持ってきた途端に、シャツ表面だけ結露しているのです。
お風呂場のカビも非常に気になるもので、それがイヤだから換気したい。
そこで風呂場のドアを開けっ放しにしてしまう。
これだと、お風呂でカビを繁殖させる水分を、お部屋の中に引き込んでいるのと全く同じです。風呂場のカビの可能性をお部屋側に移しただけです。
風呂場の湿度を下げるためには、風呂場内で結露させるのが手っ取り早いです。方法は、最後にお風呂に入った人が、シャワーで壁面に水を掛けてしまうこと。そうすると、風呂場に充満していた暖かい湿った空気は、壁で冷やされて結露、壁を伝って排水されます。
風呂の蓋はしっかり閉めてください。そして、できればその後30分で良いので換気扇を回してください。電気代が気になるでしょうし、お風呂のカビは心配でしょう。しかし、お部屋側でカビ対策をするよりは楽なはずです。
お風呂では、カビ取り剤(漂白系の洗剤)は使えますが、畳や壁には使えませんから。
もうちょっと続きます・・・
単純に、人間とカビのどちらの生命力が上か?
人間にとって快適な環境は、カビにとっても好都合です。
ですから、そんな簡単にカビとおさらばするのは難しいです。
しかし、カビを繁殖させて、成長させてしまうのを防ぐことはある程度可能です。
前述の様に、室内の湿度を上げない工夫をする。
そして、こまめな掃除をすることです。
実は、室内の空気を動かすことは、場合によってはカビの繁殖を押さえることが可能です。カビが繁殖するためには、養分となる場所に「根付く」事が必要です。これが空気を動かすことによって妨げられることがあります。
和室でカビが多いのは、タンスの裏、テレビ台の裏、など壁やガラスなどの冷えたものの近くが多いです。
ここは、空気も動きにくく、掃除機もかけにくく、湿度の高い空気が結露しやすい場所なので、カビには好都合な場所です。
押入なども断熱はあまり考えられていないので、湿度が高くなると言うよりは結露しやすい場所の一つです。
結露は、水分として目に見えるので判りやすいのですが、もし冷えた窓の近くに吸水性のあるものが置いてあるとどうなるでしょうか?水が、空気中に留まれなくなり一時的・部分的に湿度が非常に高くなり、それをその「もの」が吸水してしまうのです。
それで、窓際・壁際の畳が湿った感じになります。
冬場に、隣の部屋で干していた洗濯物のシャツ。
もちろん、乾燥のためだけに暖房は付いていません。
出かける段になって、急にそれに袖を通すと、乾いていたと思ったシャツが何やら湿った感じがしていることはありませんか?
これが、同じ原理です。
冷えているシャツは乾燥していても、着替えるために温めて湿度が高い部屋に持ってきた途端に、シャツ表面だけ結露しているのです。
お風呂場のカビも非常に気になるもので、それがイヤだから換気したい。
そこで風呂場のドアを開けっ放しにしてしまう。
これだと、お風呂でカビを繁殖させる水分を、お部屋の中に引き込んでいるのと全く同じです。風呂場のカビの可能性をお部屋側に移しただけです。
風呂場の湿度を下げるためには、風呂場内で結露させるのが手っ取り早いです。方法は、最後にお風呂に入った人が、シャワーで壁面に水を掛けてしまうこと。そうすると、風呂場に充満していた暖かい湿った空気は、壁で冷やされて結露、壁を伝って排水されます。
風呂の蓋はしっかり閉めてください。そして、できればその後30分で良いので換気扇を回してください。電気代が気になるでしょうし、お風呂のカビは心配でしょう。しかし、お部屋側でカビ対策をするよりは楽なはずです。
お風呂では、カビ取り剤(漂白系の洗剤)は使えますが、畳や壁には使えませんから。
もうちょっと続きます・・・
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